宗教とかよく知らない・・そんな場合は

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最近の家族構成は、核家族といっても、夫婦と一人っ子だったり、夫婦のみの世帯だったり、あるいは一人暮らしだったりと、構成人数が縮小する傾向にあります。
そうなると必然的に実家や一族の本家筋との繋がりも希薄になり、先祖代々の菩提寺とも縁がなくなったり、そもそも宗教がわからないという状況が起こってきています。
その結果、家族が亡くなった場合、お寺に相談するのではなく、葬儀社に相談することになり、家族葬や直葬が選ばれることになります。
家族葬や直葬は、一般葬と違って自由な形式で、故人を偲ぶ式を執り行うことができるからです。
特に直葬の場合は、ご遺体を安置した後、直接、火葬場へ行きますので、家族葬よりも宗教儀式の入る余地はありません。
しかし、菩提寺がない場合や宗教が分からないという理由で、僧侶を呼ばずに家族葬や直葬を行うと、あとで参列した年配の親戚から何故僧侶を呼ばなかった、と非難されることもあると聞きます。
宗教を持たない人にとっては、僧侶もお経も意味がないかもしれませんが、年配の親戚から見ると僧侶の読経のない葬儀は心落ち着かないものがあるのかもしれません。
僧侶を呼ばないこと自体は、けっして悪いことではありませんが、少数の参列者であっても、その式を営む人たちが納得できる体裁を整えることも大切です。
宗教がなくても、葬儀社と相談すれば、僧侶をお願いすることができます。直葬の場合は、火葬炉の前でお経を読んでもらうこともできます。
葬儀後の法要(四十九日や一周忌など)についても宗教の形式に従ったほうが、なにかと便利な場合がありますので、来ていただいた僧侶にご教示いただくこともできます。
だからといって、僧侶を必ずしも呼ぶ必要はありませんが、呼ぶか呼ばないかは喪主が単独で決めるのではなく、少人数で式を行う場合こそ、家族親族と事前によく打合せた上で、結論を出した方がいいと思います。

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